パリ編 vol.6 ── ルーヴルと、思いがけず一番感動した図書館

パリ編 vol.6 ── ルーヴルと、思いがけず一番感動した図書館

パリ最終日。
朝9時からルーヴル美術館の予約をしていたので、朝早めに出発しました。
でも今日いちばん感動したのは、実はルーヴルではありませんでした。


目次

チョコクロワッサンを食べる理由が、やっとわかった

いつも行くパン屋さんが、
今日は日曜で閉まっていたので、もう一軒のパン屋さんへ。
そこも、やはりクロワッサンが美味しかった。

フランスのクロワッサンは、総じてレベルが高い。

現地の人はよくパン・オ・ショコラ(チョコクロワッサン)を食べていて、
なんとなく抵抗があって買っていなかったのですが、
ルーヴル美術館近くのパン屋さんに小さいサイズがあったので、
物は試しと思って買ってみました。

美味しい!
現地の人が好んで食べる理由が、よくわかりました。

ルーヴル美術館は、とにかく広くて迷路

あの有名なピラミッドを目の前に、
とうとうルーブル美術館の中へ。

ルーヴル美術館は、噂に聞いていたとおり、
とにかく広くて、迷路みたいでした。

絵画や彫刻といった芸術品の数がとんでもなく多くて、
確かにこれは1週間かかる、と思いました。

今日はダイジェストで3時間半くらい見たのですが、
とてもじゃないけれど全ては見きれません。

なんとも美しい、サモトラケのニケ

一番最初に見たサモトラケのニケ、
本当に美しかったです。

全体的に、私の印象としては、
ルーヴル美術館は絵画よりも彫刻の方が良かったです。

ミロのヴィーナスも素晴らしかった。
360度いろんな角度から見て、本当に美しかった。

モナリザは…

次に、
おそらく世界で最も有名なモナリザを見たのですが、
警備も厳重で一定の距離以下には入れず、
遠すぎて、細かいところがよく見えず。

人も圧倒的に多くて、正直やや微妙でした。

1回目では攻略できない

ルーヴルはとにかく広い上に、迷路のようで、
何の作品がどこにあるのかがわかりにくい。

1回目ではなかなか攻略できませんでした。
また、何度か来て、じっくり見るのを楽しみにしたいと思います。

国立図書館 今日いちばん感動した場所

その後、
すぐ近くにあるリシュリュー通りの国立図書館に、
30分くらい寄ってみました。

これが、もう言葉も出ぬほど素晴らしかった。

正直、30分ほどの滞在で、しかも無料なのに、
ルーヴル美術館より感動したかもしれません。
それくらい、美しい図書館でした。

2022年から一般公開されているらしく、
フランス国民はもちろん旅行客にも開かれています。

時を忘れるとはこのこと、
ここで勉強ができる人はなんて幸せなんだろうと思いました。
私もいつか、ここに来て勉強したい。

私は、図書館のような空間が本当に好きだし、落ち着きます。
本や本がある空間が好き、ということを実感しました。

数時間かけて回った世界最大級の美術館より、
30分立ち寄った無料の図書館のほうが心に残る。

自分が本当に好きなものは、
結局こういうところに出るのだと思います。

友人とリヨン駅のクレープ屋さんで

午後は、
約束していた友人とリヨン駅(Gare de Lyon)のクレープ屋さんで会いました。
半年ぶりくらいに会ったのですが、元気そうで良かった。

友人は元同僚で、インドで一緒に働いていた人です。
今月からINSEADのMBAで勉強する、
とても優秀で尊敬している才女です。

パリには3日前くらいから来たようで、
会えて本当に嬉しかったです。
あんなに優秀な人が元同僚だなんて誇らしい。

クレープを食べた後、
マレ地区を一緒にぶらぶらして、アイスを食べたりして、
本当にゆったりした時間を過ごしました。

インドにいた時は、途上国ですし、
仕事も色々と気を張っていたところがありました。
でも、友人もいい意味で、力が抜けているみたいで良かった。

彼女はきっとこれからMBAで1年勉強して、
さらに輝かしい未来を送ると思います。

もともと稀に見る才女ですが、
もっともっと世界に羽ばたいていってほしい。
本当に、心から応援したいです。

お土産は、結局ぎりぎりで

今日はフランス最終日なのに、全然お土産を買っていなくて、
結局ブランドショップなどを見る時間は全くありませんでした。

とりあえずリヨン駅でチョコレートを買い、
Monoprixで家族のお土産にリンツのチョコを買いました。
(リンツはスイスですが)

自分用には、
ちょうどリヨン駅にモレスキン(Moleskine)があったので、
そこで可愛いチャームを買いました。

フランスのクロワッサンとワインの形をしたチャームです。

最後の夕飯は、Moniprixのサラダ

夕飯も最後だからフランスっぽいものを食べたかったのですが、
何せ今日はフランス滞在の中で一番、
脂質・糖質が多すぎる食事になってしまいました。
そして、野菜とタンパク質がゼロ。

さすがに、身体が悲鳴をあげているなと思い、
サラダが食べたいと思って探したのですが、なかなか見つからず、
結局、最後はMonoprixでサラダを買って、ホテルで食べました。

でも、これでパリが最後というわけではないし、また来る。
身体のことを考えて、栄養バランスを大事にするのも、
またパリに来る理由になるから、これでいいのです。


この日、いちばん思ったこと

その後は荷造りをして、
明日はとうとうオランダのアムステルダムに向かいます。

パリの滞在を振り返って思うのは、
フランス、パリという街の豊かさ。

パリの人を見ていると、余裕があるなと思います。

それは、おそらく、
これまでの豊かな文化や芸術に根付いたもので、
いい意味で、フランスの人々はそれを享受しています。

そして、
将来のためにあくせく働くのではなく、
今という時間を大切にしています。

公園での散歩や日向ぼっこ、
カフェでコーヒーを楽しむ、
ワインを飲みながらお喋り。

目の前の時間や人、自分の感覚を大切に、
素直に従って生きているという感じがします。

また、
記憶に残っているのは有名な観光名所ではなかった、
ということです。

ルーヴルよりも、無料の図書館。
豪華な夕食よりも、公園で食べたバゲット。
観光地よりも、助けてくれた人たち。

計画に何十時間もかけて、予約を取って、動線を組んで。
それでも心に残るのは、計画の外側にあるものでした。

計画は、その外側に出会うための土台かもしれません。

ありがとう、フランス!
また来ます。

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